F.LLI Giacometti FG422 グルカスリッポンをレビュー|ベルトなしで履きやすい夏靴

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F.LLI Giacometti FG422 ブラックのグルカスリッポン 革靴
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夏に履ける革靴寄りの靴を探していたところ、伊勢丹のセールでF.LLI Giacometti(フラテッリ ジャコメッティ)の「FG422 グルカスリッポン」を購入しました。

グルカサンダルらしい編み込みを取り入れながら、一般的なベルト付きのモデルとは異なり、そのまま足を入れて履けるスリッポン型です。

普通のサンダルでは少しカジュアルすぎる一方、真夏に一般的な革靴を履くのは暑い。FG422は、その中間にちょうどよさそうだと感じました。

今回は、FG422のデザインや素材、サイズ38の履き心地、購入後に施工したハーフラバーについてレビューします。

まだ長時間は履いていないため、靴擦れや革の馴染み方、真夏に履いたときの暑さについては、今後追記する予定です。

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購入したF.LLI Giacometti FG422の基本情報


F.LLI Giacometti FG422.005 サイズ38の箱ラベル
ブランド F.LLI Giacometti(フラテッリ ジャコメッティ)
モデル FG422.005 グルカスリッポン
アッパー VIT.SCOZIA グレインレザー
カラー SCOZIA NERO/ブラック
ラスト DIEGO
サイズ 38
内装 フルレザー
ソール シングルレザーソール
製法 BLAKE製法/マッケイ製法系
製造国 イタリア
購入場所 伊勢丹
購入価格 55,000円
定価 8万円台

箱には「FG422.005」「FG422 SCOZIA NERO」「Forma: DIEGO」と記載されています。

ジャコメッティの靴は以前から気になっていましたが、今回が初めての購入です。

別のスニーカーを見に行ったときに購入


F.LLI Giacometti FG422を斜め前から見たところ

もともとは、別のスニーカーを見るために伊勢丹へ行きました。そのときに見つけたのが、セールになっていたFG422です。

価格を見た時点では、「少し安くなっているな」くらいの印象でした。大幅な値引きだけに惹かれて購入したわけではありません。

実物を見たときのデザインが良く、ブラックのサイズ38が自分の足に合ったことが大きな決め手になりました。

基本的に黒い靴を選ぶことが多いため、今回もブラックを選択。以前から気になっていたジャコメッティを試せることも、購入の後押しになりました。

ベルトのないグルカスリッポン


F.LLI Giacometti FG422の横から見たシルエット

一般的なグルカサンダルは、甲や踵部分にベルトとバックルが付いています。

一方、FG422には着脱に使うベルトがありません。甲を覆う部分と踵があり、そのまま足を入れて履くスリッポン型です。

グルカサンダルの雰囲気は残しつつ、見た目がすっきりしています。脱ぎ履きのたびにベルトやバックルを操作する必要がない点も魅力です。

FG422はサイズ感がタイトなため、足を入れるときには多少きつさを感じます。それでも、履いた後にベルトを留める作業がないのは楽です。

普通のサンダルではカジュアルすぎると感じる一方、通常の革靴よりも夏らしい抜け感があります。サンダルと革靴の中間として使いやすそうです。

3本のストラップは手作業で縫い付けられている


F.LLI Giacometti FG422を正面から見たところ

FG422の特徴になっているのが、甲部分に配された3本の横ストラップです。

同型モデルを扱う販売店の商品説明によると、この3本のストラップは手作業で縫い付けられています。

一見すると規則的な編み込みですが、近くで見ると手仕事らしい雰囲気があります。機械で完全に均一に仕上げたものとは少し異なり、個体ごとのわずかな違いも楽しめる部分です。

ストラップの間には適度な隙間があり、ブラックの革靴でありながら夏らしい抜け感も感じられます。

SCOZIA NEROのグレインレザー


FG422に使われているSCOZIA NEROのグレインレザー

アッパーには、VIT.SCOZIAと呼ばれるグレインレザーが使われています。

同型モデルを扱う販売店では、アルパインカーフのような表情を持つ革として紹介されています。

表面には細かなシボがあり、ブラック一色でも革の表情を感じられます。平滑なスムースレザーと比べて、多少の傷や履きジワも目立ちにくそうです。

つま先には丸みがありますが、カジュアルになりすぎる形ではありません。ローファーに近い感覚で、きれいめなパンツにも合わせやすそうです。


F.LLI Giacometti FG422の踵部分

横や後ろから見ると、踵はしっかり覆われています。

いわゆるサンダルらしいラフさは控えめで、一般的なグルカサンダルよりも革靴に近い印象です。

内装はフルレザー仕様


F.LLI Giacometti FG422のフルレザー内装とインソール

FG422は、ライニングと中敷きを含めた内装もフルレザー仕様です。

見た目はサンダルに近いものの、内側の作りは通常の革靴に近く、足を入れたときにも革靴らしさを感じます。

グルカサンダルは素足で履くイメージもありますが、FG422は靴下と合わせても違和感がありません。

私は素足ではなく、まずは薄手の黒い靴下と合わせて履く予定です。

アッパーと靴下の色がつながるため、ストラップの隙間から見える肌の露出が抑えられ、さらに革靴に近い見た目になります。

サイズ38はジャストだが少しタイト

購入したサイズは38です。普段履いている革靴と比べると、数字としてはワンサイズほど下げた感覚です。

つま先、横幅、甲はいずれもジャスト。歩いたときに踵が浮くこともなく、現時点では足に強く当たる部分もありません。

同型モデルの商品説明では、捨て寸が長めで、幅と甲は標準的とされています。

また、足幅が狭い人や甲が低い人には、通常より小さいサイズが勧められています。

私の場合もサイズ38で踵の抜けがなく、足全体がしっかり収まっています。

ただし、余裕のあるサイズ感ではなく、全体的に少しタイトです。スリッポンなので脱ぎ履き自体は楽ですが、足を入れるときにはややきつさを感じます。

特に踵部分の革は、最初から柔らかいわけではなく、まだ硬さがあります。

靴擦れが少し怖いため、現時点では短時間の着用にとどめています。サイズ38でよかったとは思っていますが、履き込んで革がどの程度馴染むかは確認していきたいところです。

素足より薄手の黒い靴下と合わせたい

FG422はフルレザー仕様なので、素足で履くこともできます。

ただし、私は踵の硬さと靴擦れが気になるため、最初は薄手の黒い靴下と合わせています。

黒い靴下ならアッパーとの一体感があり、ストラップ部分も目立ちすぎません。サンダル感が抑えられ、ローファーや革靴に近い感覚で使えます。

素足ではまだ履いていません。革が馴染んだ後に試す可能性はありますが、基本的には靴下と合わせる予定です。

BLAKE製法のシングルレザーソール


ハーフラバー施工前のFG422のレザーソール

FG422のソールは、シングルレザーソールです。

製法はBLAKE製法で、日本ではマッケイ製法と呼ばれることが多い方式です。

グッドイヤーウェルト製法の靴と比べるとコバの張り出しが小さく、FG422のすっきりとしたシルエットに合っています。

ソールの返りが良く、軽快に履きやすいことも、夏用のスリッポンとの相性が良い点です。

履く前にハーフラバーを施工


FG422に施工したVibramの黒いハーフラバー

夏用として気軽に履くことを考えると、レザーソールの摩耗や滑りやすさが気になります。

そのため、履き始める前にハーフラバーを貼りました。

施工は三越のRESHに依頼し、料金は約5,000円。黒いVibramのハーフラバーです。

仕上がりはごく自然で、横から見ても靴の雰囲気を大きく損ねていません。

施工後の見た目については、特別に変化した印象はなく、良い意味で普通です。

レザーソールの状態で外を歩いていないため、施工前後の履き心地は比較できません。ただ、ソールの減りや滑りやすさを過度に気にせず使えるようになりました。

新品5万5,000円なら満足感は高い

購入価格は55,000円でした。ハーフラバー代を含めると、合計で6万円ほどです。

同型のFG422は8万円台で販売されているため、セールによって購入しやすい価格になっていました。

ただ、見つけた時点で「ものすごく安い」と感じたわけではありません。少し安くなっているという程度の印象でした。

グルカサンダルに10万円近い金額を出すのは少しためらいます。そのため、定価に近い価格であれば、購入を見送っていた可能性があります。

今回はセール価格に加えて、ブラック、サイズ38、デザインのすべてが自分の希望に合いました。

以前から気になっていたジャコメッティを初めて購入できたことも含め、現時点での満足感は高いです。

FG422はこんな人に合いそう

  • 普通のサンダルではカジュアルすぎると感じる人
  • 夏にも革靴に近い見た目の靴を履きたい人
  • グルカサンダルのベルトやバックルを面倒に感じる人
  • 脱ぎ履きしやすい革靴を探している人
  • 素足だけでなく靴下とも合わせたい人
  • ローファーとは違う夏用のスリッポンが欲しい人

特に、グルカサンダルのデザインは好きだけれど、ベルトが邪魔に感じる人には適したモデルだと思います。

見た目はサンダルと革靴の中間ですが、フルレザーの内装や踵を覆う作りを考えると、靴として使いやすいグルカサンダルです。

まとめ:夏の革靴代わりとして期待できる

F.LLI Giacometti FG422は、グルカサンダルの編み込みと、革靴に近いデザインを組み合わせたスリッポンです。

ベルトがないため脱ぎ履きしやすく、ブラックならサンダル感も強くなりすぎません。普通のサンダルではカジュアルすぎると感じる場面でも使いやすそうです。

VIT.SCOZIAのシボ革、手作業で縫い付けられた3本のストラップ、フルレザーの内装など、見た目だけでなく作りにも魅力があります。

サイズ38は自分の足にジャストで、踵の抜けもありません。一方で少しタイトで踵もまだ硬いため、最初は短時間から慣らす必要がありそうです。

購入価格は55,000円。初めてのジャコメッティということも含め、現時点では満足しています。

今後は薄手の黒い靴下と合わせて、夏の革靴代わりとして履く予定です。

長時間履いたときの疲れや靴擦れ、暑さや蒸れ、革の馴染み方については、実際に履き込んでから追記します。

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