今回は、私の所有する靴の中でもトップクラスに履いている、J.M.Weston 641 (Golf) を紹介します。
購入から6年(2019年購入)が経過し、約100回は履いたと思うので、「ウエストンフィッティング」や「万力修行」が必要とも呼ばれるこの靴のサイズ感と、エイジング(経年変化)について詳しくレビューします。
J.M. Weston 641 (Golf) / 5.5C の概要
- ブランド: J.M. Weston (ジェイエムウエストン)
- モデル: 641 (Golf)
- アッパー:ボックスカーフ
- 購入時期: 2019年
- 購入場所: 日本橋高島屋
- 当時の定価: 約12万円くらい
- 所有期間: 約6年(着用約100回以上)
純正のシューツリーも購入しました。
J.M. Weston 641 (Golf)のサイズ選び(5.5C )
Golf(J.M. Weston)のサイズ選びは難しいと有名ですが、今回私が選んだのは「5.5C」という、かなり細いウィズです。
(表記は5/Cですね)
J.M. Westonのサイズ選びの難しさは、AからFくらい(どこまである?)まで選べる豊富なウィズ(幅)も一つに挙げられます。適正なサイズとウィズを選ぶことが難しいです。
また、最近は少なくなってきたようですが、店員さんには履き込んだ後の沈み込みを考えてかなりタイトなサイズを提案されることが多いようです。(ウエストンフィッティング)
あまりにきついと履かなくなったり手放したりすることになると思うので、あまりキツすぎないジャストくらいの方がいいのかなと個人的には思います。
参考までに、私の足のサイズ感は以下の通りです。
- スニーカー: 26.0cm
- 他の革靴(EGなど): 5.5E をタイトめに履くことが多い
今回なぜCウィズを選んだかというと、日本橋高島屋の店員さんに見立ててもらった結果、これがジャスト(むしろ適正)と判断されたからです。
後ろから見ると、Cウィズならではのシャープなシルエットがよくわかります。
Golf「5.5C」の履き心地:万力修行は無かった
Golfといえば「万力締め」「修行」というイメージが強いですが、私の場合、Cウィズでも「万力のような強烈な痛み」は全くありませんでした。
もちろん、新品時は革の硬さや圧迫感はありましたが、「修行」というほどではなく、最初から比較的履くことができました。
ジャストを選んでくれた店員さんのおかげです。
6年間(約100回)履いたエイジングと、現在のフィット感
購入から6年、今では私の中でもトップクラスに履いている靴です。
出張の際もこの靴で行くこともあります。
甲の部分には履きジワが入っていますが、クタクタになるわけではありません。
とても綺麗なシワになっていると思います。

これは良い革(ボックスカーフ)を使っている証拠だと思います。
また、Golfで時々聞かれる「モカ割れ(Uチップ部分の革の裂け)」も、6年(約100回以上)履いた現時点では全く起きていません。
現在のフィット感は「ジャスト」です。
インソールもしっかり沈み込み、革も完全に足に馴染んでいますが、緩くなることはありませんでした。
ただ、6年経った今でも、たまに小指が少し当たって痛くなる時があります。
ソールはオリジナル(リッジウェイソール)のまま、一度も交換していません。
100回程度の着用ですが、つま先(トゥ)の部分はかなり削れてきています。そろそろ修理を検討してもいいかもしれません。
右足は、過去にコンクリートでガリっと削ってしまったこともあるのですが、跡は目立たないですね。
雨では履いていない
「Golf=雨靴」というイメージがある方もいるかもしれませんが、私はこのGolfを雨の日には履いていません。
理由は、(2019年頃から)Golfの革が、従来のロシアンカーフから、ボックスカーフに切り替わったことと、店員さんに新しいボックスカーフは、ロシアンカーフより油分が少ないため、雨での使用はあまりおすすめではないといわれたためです。
ラバーソールですし、ちゃんと手入れすれば雨ではもちろん履けるとは思いますが、私は雨天での使用は避けて履いています。
まとめ
J.M. Weston 641 (Golf) の「5.5C」を6年間履いたレビューでした。
もしこの靴が壊れたり履けなくなった際は必ずもう一度買おうと思うくらいには気に入っています。
サイズ感やエイジングなどこれから購入される方の参考になれば幸いです。









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