CIRCLE online shopで購入した、Maison d’ Artisan(メゾン ド アルチザン)の「ポッシュ(poche)」。
名前はポッシュですが、この記事ではわかりやすくウルトラスエードのポーチとして紹介します。
最初に見たときは、正直「ポーチに約1.5万円は少し高いかもしれない」と思いました。財布やバッグと比べると、ポーチはどうしても脇役のアイテムです。充電器やケーブルをまとめるだけなら、もっと安いものはいくらでもあります。
ただ、実物が届いてみると印象はかなり変わりました。ウルトラスエードの質感、HAASエプソンの革使い、エクセラファスナー、そして何も入れていなくても自然にふっくらした形。単なるガジェット入れではなく、ちゃんと所有感のある小物として成立していました。
Maison d’ Artisanについては、以前にウルトラスエードのマルシェバッグも紹介しています。そちらでも感じたのですが、このブランドのウルトラスエード使いは、革の代用品というより、むしろ積極的に選びたくなる良さがあります。
今回は、Maison d’ Artisanのポッシュを、素材感・収納力・ガジェットポーチとしての使いやすさを中心にレビューしていきます。

最初は少し高いと思った
このポーチを見たとき、最初に気になったのは価格でした。
ポーチとして考えると、約1.5万円という価格は決して安くありません。充電器やケーブルをまとめるだけなら、もっと実用寄りで安価な選択肢もあります。
ただ、このポッシュは単なる収納袋というより、素材と作りにきちんとお金がかかっているタイプの小物です。実物を見ると、そのあたりの印象はかなり変わりました。
特に良かったのは、ウルトラスエードの面積がしっかりありながら、要所に革が使われているところです。全体は柔らかく気軽に使える雰囲気なのに、革のパーツが入ることで安っぽく見えません。

ウルトラスエードの質感がかなり良い
このポーチの主役は、やはりウルトラスエードです。
ブラックのウルトラスエードは、写真で見る以上に落ち着いた表情があります。布っぽい軽さはありつつ、表面にしっとりした起毛感があるので、単なるナイロンポーチとはまったく違う見え方です。
革の代用品というより、これはこれで積極的に選びたくなる素材だと思いました。
以前レビューしたMaison d’ Artisanのマルシェバッグでも、ウルトラスエードの気軽さはかなり好印象でした。水や汚れに神経質になりすぎず、柔らかく荷物になじむ感じがありましたが、このポッシュにも同じ方向の良さがあります。
総革のポーチにはもちろん魅力があります。ただ、充電器やモバイルルーターのような硬い物を入れるとなると、革へのアタリや型の出方が少し気になります。
その点、ウルトラスエードは気楽です。多少ふくらんだり、中の物の形が出たりしても、それが悪目立ちしにくい。むしろ少しふっくらした表情が、この素材には合っているように感じます。

HAASエプソンの革が思ったより柔らかい
今回購入したモデルは、外ポケットなどにHAASエプソンが使われている仕様です。
エプソンというと、もう少し硬くてかっちりした印象を想像していましたが、実物は思ったよりも柔らかくて良い感じでした。もちろんウルトラスエード部分に比べればハリはありますが、ガチガチに硬いわけではありません。
外ポケットの革は、全体の印象をかなり引き締めています。ウルトラスエードだけだと少し柔らかすぎる見え方になりそうですが、革のパーツが入ることで、ちゃんと上質な小物に見えます。

また、ジップの端にもHAASの革が使われています。こういう細かい部分に革が入っていると、見た目の満足感がかなり変わります。
ポーチは小さなアイテムですが、こういう細部があるかどうかで、日常的に使ったときの気分は結構変わると思います。

何も入れていなくてもふっくらしている
実物を見て良かったのが、何も入れていない状態でも自然にふっくらしているところです。
薄いポーチだと、何も入っていないときにペタッとして少し頼りなく見えることがあります。このポッシュは、空の状態でもほどよく厚みがあり、見た目に貧弱さがありません。
このふっくら感は、ウルトラスエードの柔らかさとも相性が良いです。かっちりした革小物というより、柔らかいけれど上品な道具という印象です。

総革ポーチのような緊張感ではなく、もっと気楽に使える上質さがあります。ここがこのポーチの一番良いところかもしれません。
内装も柔らかく、ガジェットを入れやすい
内側も柔らかい雰囲気で、ガジェットを入れる用途にかなり合っています。
今回は、充電器、ケーブル、ワイヤレスイヤホン、モバイルルーターを入れてみました。普段使わないマウスも一度入れてみましたが、実際の持ち歩きとしてはマウスなしのほうが自然なので、普段使いに近い中身で試しています。

実際に入れてみると、思ったより余裕があります。
充電器、ケーブル、ワイヤレスイヤホン、モバイルルーターを入れても、まだかなり余裕がありました。見た目はそこまで大きなポーチには見えませんが、ガジェットポーチとして考えると収納力は十分です。

もちろん詰め込みすぎれば形は出ます。ただ、このポーチの場合は、多少ふくらんでも嫌な型崩れに見えにくいです。
ウルトラスエードの柔らかさが、硬いガジェット類をうまく受け止めてくれる印象があります。総革ポーチだったら少し気になるようなアタリも、この素材ならそこまで神経質にならずに使えそうです。


サイズ感の目安としてiPad miniと比べてみる
サイズ感の目安として、iPad miniと重ねてみました。
もちろん、iPad miniを入れるためのポーチではありません。ただ、横幅や全体の大きさをイメージするにはわかりやすい比較だと思います。
実際に見ると、バッグの中で大きすぎるほどではないものの、ガジェットや小物をまとめるには十分なサイズ感があります。小さなポーチというより、日常の持ち歩き品をひとまとめにするためのポーチという印象です。

見た目以上に収納力がある
このポッシュは、見た目以上に物が入ります。
正面から見ると薄めのポーチに見えますが、実際にはガジェット一式をまとめるにはかなり使いやすいサイズです。充電器、ケーブル、イヤホン、モバイルルーターを入れてもまだ余裕があるので、細かい小物を追加することもできそうです。
ただ、大容量ポーチというよりは、「日常で持ち歩く小物を上品にまとめるポーチ」と考えるのが合っていると思います。
たくさん入ることだけを重視するなら、もっと実用一辺倒のガジェットポーチもあります。でも、このポッシュは収納力がありつつ、見た目の雰囲気も損なわないところが良いです。
タグのロゴもさりげなくて良い
タグ部分には、Maison d’ Artisanのロゴが入っています。
大きくブランドを主張する感じではなく、さりげなく入っているのが良いところです。ブラックの本体にブラックの革パーツなので、全体としてかなり控えめですが、近くで見るとちゃんと作り込まれていることがわかります。

この控えめな雰囲気も、自分にはかなり合っていました。革小物らしい満足感はありつつ、見た目が大げさになりすぎません。
総革より気楽に使える上質なポーチ
このポッシュを使ってみて感じたのは、総革ポーチとは違う魅力があるということです。
総革のポーチには、素材としてのロマンがあります。革の質感や経年変化を楽しむなら、総革のほうが満足度は高いかもしれません。
ただ、ガジェットや充電器を入れる用途で考えると、総革は少し気を使います。硬い物を入れたときのアタリや、形のクセが気になりやすいからです。
その点、このMaison d’ Artisanのウルトラスエードポーチはかなり実用的です。ウルトラスエードの柔らかさと気楽さがありつつ、HAASエプソンやエクセラファスナーのおかげで、安っぽく見えません。
マルシェバッグと同じく、ウルトラスエードの「上質だけど気楽」という良さがよく出ているアイテムだと思います。革小物の雰囲気は好きだけど、ポーチはもう少し気軽に使いたい。そんな人にはかなり合うはずです。
まとめ
Maison d’ Artisanのポッシュは、最初は少し高いと思いました。
ただ、実物を見るとその印象は変わります。ウルトラスエードの質感は良く、HAASエプソンの革も思ったより柔らかく、ジップ周りまで革が使われていて、全体としてかなり満足感があります。
何も入れていなくても自然にふっくらしていて、ガジェットを入れても嫌な型崩れに見えにくい。充電器やケーブル、ワイヤレスイヤホン、モバイルルーターを入れてもまだ余裕があり、見た目以上に収納力もあります。
以前紹介したマルシェバッグもそうでしたが、Maison d’ Artisanのウルトラスエードものは、革とは違う方向で日常使いしやすい上質さがあります。
総革のロマンとは少し違いますが、これはこれでかなり良いです。
上質感は欲しい。でも、日常では気楽に使いたい。そんな人にとって、このウルトラスエードポーチはかなりちょうどいい選択肢だと思います。
ウルトラスエードのマルシェバッグもレビューしています。

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