購入のきっかけ
GANZOの店舗で「SHELL CORDOVAN 2 シューホーン」のブラックを購入しました。価格は28,600円です。
今回これを買ったいちばんのきっかけは、手持ちのポイントを使いたかったからです。ただ、完全に勢いだけで選んだわけではありません。外出先で靴べらを使う場面は実際にありますし、ホーウィンのシェルコードバンを使った小物をまだ持っていなかったので、一度持ってみたい気持ちもありました。

TWCMも気になっていたが、最終的にGANZOを選んだ
購入前に少し気になっていたのが、TWCM(The Warmthcrafts-Manufacture)のコードバンシューホーンです。あちらはカラビナが付いていて、実用品として見るとかなり使いやすそうでした。正直、このGANZOのシューホーンもカラビナ仕様だったら、個人的にはかなり理想に近かったと思います。
金具の色についても、本音ではシルバーのほうが好みでした。腕時計をちゃんと着けるときはシルバー系を選ぶことが多いので、その点では少し理想とずれています。それでも最終的にGANZOを選んだのは、やはりホーウィンコードバンの雰囲気と、GANZOらしい落ち着いた作りに惹かれたからです。
ブラックの落ち着いた雰囲気と、思ったよりあった個体差
カラーはブラックを選びました。派手さはありませんが、こういう小物にはむしろこのくらいの落ち着きが合っていると思います。持ったときにも変に主張しすぎず、大人っぽくまとまる印象です。

実際に店舗で見て面白かったのは、小物でも革の表情にかなり個体差があったことです。購入時に在庫をいくつか見せてもらったのですが、最初から光沢が強いものもあれば、かなりマット寄りのものもありました。今回はこれからの変化を楽しみたかったので、最終的にはマット寄りの個体を選びました。
本当はシルバー金具のほうが好みではあるものの、ブラックのコードバンと組み合わさると、今のゴールド系の金具もそこまで悪目立ちはしません。むしろ少しクラシックな雰囲気があって、全体としては落ち着いて見えます。

使い心地はあくまで普通。だからこそ小物としての魅力が残る
実物を手に取ると、サイズは思っていたより少し大きく感じました。ただ、携帯用の靴べらとして見れば「まあこのくらいか」という印象です。大きすぎて困るほどではありません。

持ち歩くときは、今のところキーホルダーとして使うより、単体でバッグに入れていることが多いです。必要なら自分でカラビナを付けて引っ掛けてもよさそうですし、その余地があるのは悪くないと思っています。
靴べらとしての使い心地は、正直かなり普通です。すごく使いやすいという感じではありません。革で覆われているぶん少し厚みがあるので、かなりタイトな靴だとやや使いにくい場面もあると思います。私の場合は、主に仕事先で靴を履き直すような場面を想定して持ち歩いていますが、その用途なら十分です。
気になった点はあるが、使う気がなくなるほどではない
購入時には少しトラブルもありました。最初に持ち帰った個体に、製造時についたような直線のキズが入っていたため、後日店舗で交換してもらっています。年末で店内はかなり混んでいましたが、対応自体は丁寧で、その点は安心感がありました。
もうひとつ少し気になったのは耐久性です。店舗でスタッフさんが実際に使っている同じシューホーンを見せてもらったのですが、中に入っている芯材の金属が見てわかるくらい曲がっていました。逆に言えば、力を入れれば戻せそうにも見えたので、致命的な問題とまでは感じませんでした。ただ、高級小物として見ると少し気になるポイントではあります。もっとも、自分の個体は今のところ特に問題なく使えています。
まとめ
GANZOのSHELL CORDOVAN 2 シューホーンは、合理性だけで選ぶ実用品ではないと思います。靴べらとしての使い心地はあくまで普通ですし、厚みもあるので、万人にとって使いやすいとは言いにくいです。
ただ、その一方で、ホーウィンコードバンの小物を持つ楽しさや、使うたびに少し気分が上がる感じはしっかりあります。ブラックでマット寄りの個体を選んだことで、全体の雰囲気も落ち着いていて、所有小物としての満足感はかなり高いです。革好きなら、こういう少し贅沢な実用品はやはり楽しいと思います。
ポイント消費の使い道として見ても、こういう普段は後回しになりがちな上質な小物を選ぶのは案外悪くありませんでした。これから使い込んでいく中で、このマットな表情がどう変わっていくのか。そこも含めて、今後のエイジングを楽しみにしています。

コメント