前回に続き、T・MBHの紹介です。
あまり見ない黒桟革の名刺カードケースを購入しました。
前回の記事は以下です。

今回購入したのはT・MBH 葉合せ名刺カードケース
今回購入したのはT・MBHの葉合せ名刺カードケースです。
浅草橋の直営店で購入しました。2009年のデッドストックを使っているため数量限定で、名刺カードケースはすぐに売り切れていました。
今回は黒を購入しましたが、茶色もありました。
詳細は以下です。
| ブランド | T・MBH(TAKUYA MADE BY HAND) |
| 商品名 | 葉合せ名刺カード |
| 色 | 黒 |
| レザー | 黒桟革 |
| 製法 | 葉合せ |
| 購入時期 | 2023年1月 |
| 購入価格 | 35,000円くらい(2023年1月購入時) |
T・MBH(TAKUYA MADE BY HAND)について
T・MBH(TAKUYA MADE BY HAND)は、岡本拓也氏が手掛ける日本の革製品ブランドです。
T・MBHについてや葉合せについては前回の投稿で紹介していますので、そちらを確認ください。

詳細はT・MBHのHPがおすすめ
T・MBHについてはHPやYoutubeでも説明されています。
エキゾチックレザーについてやさまざまな製法についても紹介されているため、興味がある方はこちらをご確認ください。
黒桟革について
黒桟革とは?
黒桟革(くろざんがわ)は、日本の高級皮革素材であり、「革の黒ダイヤ」とも称されるその美しさと品質から、特に人気があります。この革は、主に国産黒毛和牛の皮を使用し、伝統的な技術でなめされた後、漆塗りが施されることで、独特の光沢と高級感を持っています。
摩擦に強いため、剣道の道具や戦国自体の甲冑使われているようです。
摩擦に強いのであれば、革靴で使ってもよさそうですね。
日本の革靴メーカーのブロセントでは黒桟革を使った革靴をオーダーできるときもあるようです。黒桟革のケア製品もあったりします。
黒桟革の「極(きわみ)」というのもあり、極は通常の黒桟革よりも分厚く、分厚いけど柔らかいような印象でした。
姫路の坂本商店で作っているようです。

特徴と魅力
黒桟革は、なめしの技術と漆塗りの技術が融合されており、表面には特有のシボ(凹凸)があり、その上に漆が施されています。この特徴により、耐久性が高く、摩耗にも強いだけでなく、手触りや視覚的な美しさも兼ね備えています。また、経年変化を楽しむことができ、時間とともに深みを増す特性も魅力の一つです。
葉合せ名刺カードケースのレビュー(黒桟革)
T・MBH葉合せ名刺カードケースです。
前回のパスポートケースと同じくシンプルなデザインです。
ブランドのアイコンである、ピンクゴールドのえくぼもあります。
黒桟革の光沢がわかります。
キャビアグレインっぽいですね。何方かと言えば硬い印象があります。
内側にはT・MBHのロゴがあります。
反対側はカードや名刺を取り出しやすく、切れ目が大きくなっています。
厚さはこんな感じです。購入直後のためふくらんでいますが、使用する中で馴染んでくると思います。
ルイヴィトンのカードケースとのサイズ比較です。
T・MBHの葉合せ名刺カードケースのほうが一回り小さいことがわかると思います。
収納枚数としては7枚程度いれるとぱんぱんです。
両方に7枚ずつ(合計14枚)とお札1枚程度を入れると閉まらなくなるので、5枚ずつ程度がベストかと思います。
名刺だと20枚ずつは入ります。
まとめ
エキゾチックレザーが中心のT・MBHでは多くない牛革で、黒ダイヤモンドと言われる黒桟革のレビューをしました。
カードも名刺もたくさん入るのでビジネスシーンでも使いやすく、サイズ感も小さいため普段使いのコンパクトな鞄にも最適だと思います。
また、葉合せの名刺カードケースについてはカード3枚用などもオーダーできるので、よりコンパクトなケースが欲しい方はそういった選択肢もあります。
購入して3年近く経ちますが、漆の剥がれもなく耐久性はとても高そうです。
エキゾチックレザーは敬遠しているけど、T・MBHには興味があるという方には牛革製品がおすすめです。












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