浅草橋を拠点に、独創的な革製品を生み出し続ける「T・MBH」。ブランド創設20周年という大きな節目を記念して開催された、特別なセールに足を運んできました。
このような大規模なイベントはしばらく開催されないとのことでしたが、結果として「本当に行って良かった」と思える、素晴らしい出会いがありました。
今回はその熱狂のレポートと、手に入れた3点の名品をご紹介します。
初日11時、熱気あふれる会場での宝探し
セール初日の11時過ぎに到着しましたが、会場内にはすでに10名ほどの熱心なファンが詰めかけていました。
テーブルには「呼薫(こくーん)」や「葉合せ」などの定番から、希少素材まで豊富に並び、まさに圧巻の光景です。
会場では代表の岡本拓也さん自らが接客されており、手に取る商品一つひとつに対して、アウトレットになった理由を丁寧に説明してくださいました。
気になるものはキープできますが、次々と売れていくスピード感はまさに戦場。
非常に心地よいホスピタリティを感じる空間でした。
初日の戦利品:目玉の「エンタイヤーのおりつむ」と「シャークの葉合わせコイン札」
エンタイヤーのおりつむ
岡本さんが「今回の目玉の一つ」と仰っていたのが、この「エンタイヤー」という革を使用した「おりつむ」です。
少しシワがあるためのアウトレットとのことでしたが、実際に手に取ってみるとほとんど気になりません。
エンタイヤーは非常にやわらかい革で、触れると少し厚みがあってぷっくりとした独特の感覚があります。
この質感を味わえる製品が半額で手に入ったのは、まさにセールならではの幸運でした。
サイズは31cmと大きめなので、トートバッグのバッグインバッグとして活用する予定です。
シャークスキンの葉合せコイン札
以前もご紹介した「葉合せコイン札」ですが、今回はシャークスキンのモデルを選びました。
黒桟革(極)のカード入れと最後まで悩みましたが、岡本さんの「こちらがおすすめ」という一押しが決め手となりました。
こちらは廃盤によるセール品のため、クオリティは完全な「完品」です。
先日購入したシャークのペン挿しとも相性が良く、日常のセットとして活躍してくれそうです。
日曜夜の再訪と、究極のキーホルダー「FUTUU」との出会い
初日の帰宅後、どうしても「黒桟革 極(きわみ)」が気になり、日曜日の夜に再び会場を訪れました。
しかし、商品数はすでに初日の4分の1ほどに減っており、お目当ての品も完売。
やはり決断の早さが重要であることを痛感しました。
そこで改めて岡本さんに相談し、提案していただいたのがキーホルダー「FUTUU(ふつう)」です。
バレニアポロサス「FUTUU」キーホルダーの魅力
今回は、通常よりも2割ほど高価な特殊素材「バレニアポロサス」を選びました。
ポロサスクロコをバレニアのように仕上げたマットな質感が特徴です。
このシリーズは「普通」と名付けられつつも、コバの本磨きなどT・MBHの技術の粋が尽くされています。
驚くほどシンプルですが、最高級の素材を日常的に「普通に」使う贅沢を味わえます。
これからのエイジングが非常に楽しみな逸品です。
まとめ:イベントは絶対に行くべき!
今回のセールを通して、T・MBHの製品が持つ「素材の深さ」と「技術の高さ」を再認識しました。
しばらくこのようなイベントはないとのことですが、もし開催されることがあれば、万難を排してでも行く価値があります。
また面白い製品が登場するのを楽しみに、手に入れた名品たちを大切に育てていきたいと思います。
以前紹介したT・MBHの記事はこちら









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